
こんにちは ゆる楽メンタルカウンセラーのへらいえつこです。
子どもが問題にぶつかったとき、すぐに「ママ助けて!」と言ってこないでしょうか?
「自分で考えてほしいのに、すぐに親を頼ってしまう…」そんな経験はありませんか?
実は、子どもの「問題解決力」は親の姿勢に大きく影響されます。
子どもの問題解決力が育つ3つの理由
① 親が冷静な対応をすると、子どもも落ち着いて考えやすい

子どもは「焦り」や「不安」を親の態度から学びます。
- 親が冷静 → 子どもも落ち着いて解決策を考えられる
- 親が慌てる → 子どももパニックになりやすい
例えば、おもちゃが壊れたとき。親が落ち着いて「どうやって直せるかな?」と問いかけると、子どもも「こうしてみよう」と考える力が育ちます。
② 親の態度が「問題に向き合うお手本」になる

子どもは親の行動を見て「問題への向き合い方」を学びます。
- 親が「どうしよう…」と焦るタイプ → 子どもも不安を感じる
- 親が「まず落ち着いて考えよう」 → 子どもも真似して考えられる
例えば、親が家でミスをしたときに「どうすればいいかな?」と考える姿を見せると、子どももトラブルに冷静に対応しやすくなります。
③ 親がすぐに解決しないことで、子どもが「考える力」をつける

親がすぐに手を出すと、子どもは「考える前に助けを求めるクセ」がついてしまいます。
- 親が「どうしたらいいと思う?」と問いかけることで、子どもが自分で考えるようになる
例えば、「宿題がわからない!」と言われたとき。
すぐに答えを教えるのではなく、「どこがわからないの?」と聞くことで、子どもが自分で考える力を身につけやすくなります。
親が落ち着くためにできること
「でも、私がやったほうが早い…」と思うこともありますよね。でも、その積み重ねで、子どもが自分で考える機会を失ってしまうことも。

親自身が落ち着いて対応できるように、以下のことを意識してみましょう。
- 深呼吸してから対応する(子どもと一緒にやるのも◎)
- 「すぐに答えを出さなくてOK」と意識する(親も考える時間を持つ)
- 「どうしたらいいと思う?」と問いかける習慣をつける(親が指示するのではなく、考えるサポートをする)
落ち着いた親が、子どもの考える力を育てる
- 子どもは親の態度を見て「問題の解決の仕方」を学ぶ
- 親が落ち着いていれば、子どもも冷静に考えられる
- 親がすぐに手を出さず、子どもに考えさせることで「自分で解決する力」が育つ
次回は、「なぜ親がイライラすると、子どもの行動が乱れるのか?」についてお話します。


不安や焦りで心の余裕がなく落ち着けない方は、一度お試しカウンセリングを受けてみるのもおすすめです。
心を整えることで、子どもとの関わり方も変わるかもしれません。
大人も子どももすべての人が自分を好きと思え、笑顔で子育てができるよう応援しています。
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