こんにちは 発達障害児の子育て専門カウンセラーHERAI(ヘライ)です。
先月就学相談会の実態について投稿して以来、その内容についてさらに細かくお話をしています。
今回は就学相談に必要な書類のおはなしです。
「書類」書くのはお好きですか?
お仕事で書類ばかり作っているので慣れています、という方もいらっしゃるでしょう。
でも、中にはこれで子どもの将来が決まると思うと、怖くてなかなか書けない、間違ったらどうしようなどと不安でいっぱいなってしまう方もいらっしゃるかもしれませんね。
書類を手に入れるところから、提出までの流れをしっかりつかんで、書類作成に臨みましょう。
まずは就学相談を行う機関のサイトをチェック
一番初めにすることは、まずはお住まいの自治体のサイトから、就学相談に関する情報をあつめましょう。
検索ワードは「○○(お住まいの自治体) 就学相談」です。
検索結果が表示されたら、年度に注意してください。
就学相談のスタートは自治体によって様々です。5月に検索すると、前年度の情報しか出てきていない場合もあります。
来年の春にご入学であれば「令和7年度入学予定」「令和7年度新1年生」などと記載されているものが、お子さんに必要な情報となります。
サイトを開くと、就学相談の流れが記載されてあると思います。
この流れが自治体によってバラバラなので、ご自身でしっかり確認をしてください。
申し込みもWEB、郵送、電話など様々ですし、保育園や幼稚園を通してのみ受け付けというところもあります。
ご兄弟がいらっしゃる方で、一度受けたことがあるという方も油断は禁物です。
昨今の電子化の促進により、数年で申し込み方法が大きく変わっている自治体もあります。
お兄ちゃん、お姉ちゃんのときは郵送だったけど、今回は全てWEB申請となっているかもしれません。必ず確認しましょう。
保護者からの申請と、保育園・幼稚園からの申請どちらも必要という自治体もあります。
この申請時に必要書類も提出するところが多いです。
書類もWEBのフォームから送るところや、ひな型をDLして記入するところ、園を通して用紙を配布するところなどあります。
基本は基本情報と成育歴と現在の発達状況
提出書類には何を書くのでしょう。
これも各自治体により違うのですが、主にはお子さんの基本情報、成育歴、現在の発達状況を記入します。
基本情報とは、名前、生年月日、住所、通っている園、希望する就学先などです。保護者の基本情報や家族構成も記入します。
成育歴とは療育歴、通院歴、検査歴などです。検査を受けたことがある場合その際の検査結果や、診断を受けている場合は医師の診断書を一緒に提出する場合もあるので準備が必要です。
現在の発達状況は、主に日常生活での困りごとと必要とされる支援についてです。
これらの情報を記入するときに役立つのが、サポートブックです。
サポートブックを作っておけば、成育歴をいちいち探して記入したり、必要な支援って何だろうとその時になって考えたりしなくて済みます。
サポートブックについては、前回と前々回のブログで説明していますので、そちらをごらんになってください。
〆切や提出方法を確認
書類が準備できたら提出ですが、前述したように提出方法も様々です。
特に気を付けたいのは郵送する場合です。〇月〇日必着なのか〇月〇日消印有効なのかで変わります。
必着の場合、普通郵便で出すならば早めに出しましょう。同じ市内でも週末をはさむと、3~4日届くまでに日数がかかる場合もあります。
園からの申請も必要な場合は、もちろん先生方は毎年のことなのでしっかり認識されているとは思いますが、「〇日〆切なのでよろしくお願いします」と一言挨拶しておきましょう。
提出後は「ありがとうございました」の一言も大切です。
それによって園から提出される書類の内容が変わるわけではありませんが、園とのコミュニケーションは円滑にしておいた方がいいですよ。
まとめ
書類提出の流れは大体イメージできたでしょうか。
サイトで提出物などを確認→記入→提出という流れです。
提出後にあれを書き忘れた!あれも書いておけばよかった!ということが出てくるかもしれません。
そういうことがないように、事前のサポートブックづくりが重要なのですが、もしそうなったとしても、実際の面談の時にお話しする機会はありますので、面談までに付け加えたいことをまとめておきましょう。
うっかりして提出期限を過ぎてしまった!ということは極力避けたいですが、締め切り後でも個別に対応してくれる場合もありますので、すぐにあきらめず担当者に連絡してみてください。
オンラインカウンセリング凸凹家族では、就学相談の提出書類へのサポートにも対応できます。
カウンセリングを受けていただいた方には、提出書類及びサポートブックの添削も致します。
気になる方は、まずお試しカウンセリングへお申し込みください。