子どもの発達の診断結果を受け入れきれない方へ



 「どうして私のところに発達障害のある子が生まれるの?」 
   自分の運命を逆恨みし、やり場のない怒りや悲しみに震える

 「そもそもあの医者が診断をするから!」
   医師に理不尽な怒りが向いてしまい、現実をまったく見つめられない

 「どうしてうちの子だけできないの?」 
   他の子と比較し落ち込み、不安や悲しみで涙が出てきてしまう

 「この先うちの子どうなるの?」 
   進学、就職、結婚など先のことが全く分からず不安がどんどん大きくなる

 「私の育て方が悪かったから…」
   子どもの発達障害は、自分の育て方のせいだと自分を責めてしまう

 「発達障害のことが周りに知られたら…」
   差別やいじめがあるのではと、不安や恐怖が頭をぐるぐるめぐっている

 「誰にもこんな気持ちわかってもらえるわけがない」 
   自分が一番不幸だと感じ、卑屈な気持ちが湧いてくる

 「これからどんなふうに接したらいいの?」 
   特性に対する対応の仕方がわからず、何もできずにいる

 「学校や保育園の対応は?」 
   通園・通学を断られたり、適切な対応がとられないのではと不安で眠れない

 「私たちの生活はどうなるの?」 
   発達障害のある子との生活の大変さばかりを考え、希望が全く見えない

 「そもそも子どもなんて生まなきゃよかった…」
   子どもが生まれてきたこと自体を後悔し、子どもの存在を否定してしまう

 このような悩みを抱えながら、目の前のお子さんに向き合っていかなければならない現状、本当に大変で辛かったですよね。

 やり場のない思いを、自分でもどうしていいかわからない、どこにぶつけていいのかわからない、そんな状態だったのではないでしょうか。

 不安や怒り、自責の念が湧いてくるのは、あなたがお子さんをとても大切に思っている証です。

 今のあなたは、お子さんの発達に不安を感じた時点で自己肯定感が揺らぎ、診断が下りたことで一気に自己肯定感が下がってしまった状態です。

 お子さんの発達の問題は、あなたのせいではありません

 発達障害の正しい知識と、あなた自身の下がってしまった自己肯定感を取り戻せば、未来は見えてきます。

 親の自己肯定感が低くなると、親子関係が「幸せの連鎖」から「負の連鎖」に進みやすくなります。

 「幸せの連鎖」では親子が協力し合い成長できますが、「負の連鎖」ではお互いにネガティブな影響を与え合ってしまいます。

 その結果、親は依存症やうつ病などの心身の不調を抱え、子どもには不登校や非行など二次障害が生じるリスクがあります。

 自己肯定感と親子関係について、動画で詳しく解説をしています。ぜひご覧ください。

 発達特性のあるお子さんを育てる親御さんへの支援として、「ペアレントトレーニング」(ペアトレ)という方法があります。

 お子さんの特性を把握し、環境調整や声掛けのコツを学べるもので、有効性も実証されています。

 このペアトレの視点を取り入れ、お子さんを客観的に観察し、特性を把握し、一人一人に合った接し方を考えていく点が、このカウンセリングの「ペアトレプラス」の部分です。

 ペアトレは有効ですが、効果を感じにくかったり、受講後に元に戻ってしまう方もいます。
私も、その一人でした。

 その大きな原因の一つが「親の自己肯定感」なのです。

 親は子どものことを一番知っている存在ですが、「愛は盲目」という言葉が示す通り、ありのままを見失うこともあります。

 自己肯定感を取り戻すことは、客観的な視点を養い、頑張りすぎない自分らしいゆる楽な子育ての第一歩なのです。

 その上でペアトレの考え方を活用すると、お子さんの特性をしっかり理解し、より効果的な対応ができるようになります。



 「私だからこそ、この子と一緒に成長していけるんだ」
  自分の役割や子どもの存在意義に気づき、前向きに受け入れられるようになる。

 「診断のおかげで、この子に合ったサポートを探せるんだ」
  医師や診断への怒りが和らぎ、前向きに次の行動が取れる。

 「うちの子には、この子なりの素敵なペースがあるんだ」
  他の子との比較をやめ、子どもの個性を愛せるようになる。

 「目の前の小さな一歩を積み重ねていけばいいんだ」
  遠い未来を不安に思うよりも、今できることに喜びを感じられるようになる。

 「発達障害は誰のせいでもない。私はよく頑張ってる」
  自分を責める気持ちが薄れ、自分の頑張りを認められるようになる。

 「この子を理解してくれる人はきっといる」
  差別やいじめの恐怖に囚われず、安心感を持てるようになる。

 「自分の気持ちを大事にしながら、周りに助けを求めてもいいんだ」
  自分の心を無視せず受け入れることで、周囲の励ましやアドバイスも素直に受け止められるようになり、孤独感が減る。

 「この子が笑顔になる接し方を一緒に見つけよう」
  対応のヒントを得て、実践する中で自信を持てるようになる。

 「必要なサポートをお願いしていこう」
  周囲との連携方法を学び、不安を具体的な行動に変えられる。

 「家族みんなで協力して、私たちらしい幸せを見つけていこう」
  一般的な幸せにとらわれず、自分たちのペースで、家族としての絆や喜びを見つけられるようになる。

 「この子と出会えたからこそ、私も変わるチャンスをもらった」
  後悔が感謝に変わり、親子の絆を感じられるようになる。

 このように自信を取り戻し、自分らしい子育てをしていく勇気が湧き、親子関係も「幸せの連鎖関係」へ向かっていけるようになります。

Sさん(30代/女性)

発達障害のある息子が嫌な目に合っているのではと心配で、このまま育児を続けていくことが辛く感じていました。
ご自身も発達障害のある息子さんがいらっしゃるカウンセラーさんだったので、うまく言葉にできない状況も察してくださり、安心して話すことができました。
自分の心の状態を冷静に見つめなおすことで、気持ちがとても楽になりました。
今までとは違った自分、未来へと進んでいけるので、是非悩んでいる親御さんにカウンセリングをおススメしたいです。

Sさんは発達障害の知識は豊富でしたが、ご自身の自己肯定感が下がって自分に厳しい面が見られました。カウンセリングで自己受容の力が高まり、冷静に客観的にお子さんの状態を見ることができるようになり、息子さんを信頼できるようになりました。

Aさん(40代/女性)

多動の娘にイライラしてしまい、いつも怒鳴り散らし手を上げることも。そのあと自己嫌悪の繰り返しの毎日でした。
カウンセラーさんは、怒ったり自己嫌悪になる私をジャッジすることなく、穏やかにお話してくれたので、私自身も自分を受け入れることがだんだんできるようになりました。
そうなると、不思議と自然に娘の特性も受け入れられるようになっていました。
ペアレントトレーニングという言葉も初めて聞いたのですが、丁寧に説明してくださったので、とても分かりやすかったです。

Aさんは自尊感情が下がっていて、少しのことで感情が抑えられない状態でした。愛情のバランスを整え、自分自身にもその愛情をかけてあげることで、徐々に自尊感情を取り戻し、感情のコントロールもできるようになりました。
障害についても後半は自ら積極的に質問をしてくれるようになりました。

ママ友と、自分の子どもや子育てを比べて、自分を卑下して苦しんでいました。
自分自身が他人と心の距離感を適切に取れていなかったことに気づき、はっとしました。自分で距離感を調節できると知り安心しました。
本やネットの情報だけ頭に入れて、何もできなかった状態から抜け出すことができました。

Mさんは自分を信じる力が下がっていました。カウンセリングを通して、ご自身のやり方で大丈夫、人と比べる必要はないということに気づき、ご自身もお子さんの事も信用できるように変わられました。
自分自身で考え行動する力が身に付き、お子さんとの笑顔の時間も増えたそうです。

カウンセラーイラスト

ご挨拶がおそくなりました。

発達障害児の子育て専門カウンセラーのへらいえつこです。

私自身も発達障害の診断を受けた息子がいます。

診断を受けた当初は混乱し、不安や怒りが募り、イライラやモヤモヤを息子や家族に向けることもありました。

 そんな中で出会ったのが、ペアレントトレーニング(ペアトレ)と心理療法です。

 ペアトレでは、子どもの特性に合わせた関わり方を学び、子どもの小さな成長を見逃さない喜びを知りました。

 とはいえペアトレ終了後、私たちの生活は元の不安と怒りの日々へ戻ってしまいました

 その後、心理療法を通じて、「普通」にとらわれすぎていた自分に気づきました。

 「みんなと同じように育てなければ」という思い込みを手放すことで、親としても一人の人間としても、心が軽くなりました。

 この経験が、私と息子の関係を大きく変え、穏やかで楽しい日々を取り戻すきっかけとなりました。

 現在は、同じように診断を受けて悩む親御さんたちの力になりたいと、ペアトレや心理療法の視点を取り入れたカウンセリングを行っています。

大人も子どももすべての人が自分を好きと思え、笑顔で子育てができるよう応援しています。

Q. カウンセリングが初めてです。どんなことをするのですか?

まずはお悩みについてお話を聴かせていただきます。
お話を聴きながら、状況やご自身の気持ちを整理していただき、どうなっていきたいのかを明確化します。
目標やそこに至るまでのステップを一緒に考えながら、無理なくできることから始めていきます。

Q. 話すのが苦手で緊張してしまいます。

うまく話そうとしなくても大丈夫です。
話がまとまらなくても大丈夫です。
感じていることを、ゆっくりご自分のペースでお話してみてください。
また、緊張をほぐすためのワークもありますのでご安心ください。

Q. 発達の診断がないとうけられないのですか?

発達の診断がないお子さんの子育てのお悩み向けのカウンセリングもご用意しています。
お気軽にお問い合わせください。

Q. ペアレントトレーニングを受けたいのですが…

こちらのカウンセリングをお受けになった方には、特別価格で個別のペアレントトレーニングを提供させていただきます。
ご希望の場合は、セッションの際にお申し付けください。

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