【完璧主義と子育て】“できない自分”にOKを出すトレーニング

完璧主義と子育て
カウンセラーイラスト

こんにちは ゆる楽メンタルカウンセラーのへらいえつこです。

子育てをしていると、「ちゃんとできない自分」を責めてしまうことはありませんか?

今日はそんなあなたに、自分にやさしくなるヒントをお届けします。

子どもを怒ってしまった日。

思ったように家事も育児もこなせなかった日。

夜になってふと、「こんな自分、親として失格なんじゃないか」と落ち込んでしまうことはありませんか?

がんばっているのに「まだ足りない」と感じてしまうとき、そこには“できない自分はダメ”という思い込みがあるのかもしれません。

完璧主義は、「こうあるべき」という理想を強く持つことで、無意識のうちに自分を追い込んでしまう心のクセです。

子育てにおいては、次のような考え方として現れやすくなります:

  • 子どもに怒ってはいけない
  • いつも笑顔でいなければいけない
  • イライラする自分は未熟だ

このような思いを抱えていると、うまくできなかったときに強い自己否定につながります。

でも、親も人間です。うまくいかないことがあって当然ですし、感情的になることも自然な反応です。

自分を責めるクセを少しずつ手放すために、以下の3つのトレーニングを試してみてください。

「今日も怒ってしまった」など、つい反省点にばかり目が向きがちですが、小さな「できたこと」にも目を向けてみましょう。

  • 子どもにちゃんとごはんを作った
  • 最後には笑顔で「おやすみ」が言えた
  • 忙しい中でも絵本を1冊読んだ

毎日1つ、「できたこと」を書き出すだけでも、少しずつ自己評価が変わっていきます。

否定的な思考は、心の中だけでグルグル回りやすいものです。

だからこそ、あえて声に出して「私はこれでいい」と言ってみることが、気持ちの切り替えにつながります。

「それでも私、ちゃんとやってるよね」と、自分に優しい言葉をかけてあげてください。

疲れて何もできなかった日こそ、自分を責めるのではなく「今日はここまでできたね」とねぎらうことが大切です。

たとえば、好きなお茶をゆっくり飲む時間をとる。静かな音楽を流して過ごす。

そんな小さなごほうびが、「がんばらなきゃ」から「自分を大切にする」意識へと変わっていきます。

親が「自分に厳しすぎる状態」でいると、子どもにもつい厳しくなってしまいます。

逆に、親が「ありのままの自分を許せる」ようになると、子どもにも自然と優しくなれます。

「できてない私も、悪くない」

そんなふうに思えるようになってきたら、きっと子育ての景色も少しずつ変わっていきます。

「いつも自分にダメ出ししてしまう」「もっと心をゆるめたい」そんな方は、お試しカウンセリングをご活用ください。

少しずつ、自分を肯定できる土台を一緒に作っていきましょう。

大人も子どももすべての人が自分を好きと思え、笑顔で子育てができるよう応援しています。

<この記事も読んでみて>

【子育てのお悩み】 ストレスには内なる力を活かして自己ケアを
【子育てのお悩み】 自分を大事にできる人とできない人との違い

error: Content is protected !!