【発達障害の疑問】子どもの癇癪、再発を防ぐ魔法の一言

おしえてー
カウンセラーイラスト

 こんにちは 発達障害児の子育て専門カウンセラーHERAI(ヘライ)です。

 子どもが癇癪を起こしたとき、どう対応すればいいのか悩んでしまうことってありますよね。

 私も以前は同じように迷い、試行錯誤を繰り返していました。

 今回は、私が最近学んだ新しい方法をご紹介します。同じ悩みを抱える皆さんの参考になれば幸いです。

 以前、癇癪が収まった後に子どもの気持ちを聞くことが大切だとお話ししました。

 もちろん、これは大切なことですが、実際にはうまくいかないことも多くありました。

 子どもが一度落ち着いたにもかかわらず、再び癇癪がぶり返してしまうことがあったのです。

癇癪を起こす子ども

 特に、子どもがまだ気持ちの整理がついていない場合、無理に話を聞こうとして、逆にストレスを与えてしまっていたのかもしれません。

 そんな経験から、他の方法はないかと模索するようになりました。

 あるお母さんから教えてもらった方法が、私の悩みを一気に解決してくれました。

 それは、癇癪が収まった後に、原因を探るのではなく、全然別のことに子どもの気持ちを向けるというものです。

 たとえば、「おやつ食べようか」や「お風呂に入ろうか」といった、癇癪とは関係のない提案をするのです。

 このとき、ポイントになるのは、子どもが好きなことを提案することです。

 「宿題しよう」「掃除しよう」「お手伝いして」などは、子どもがそれを好んでいる場合は別ですが、一般的には気持ちを切り替えるには向いていません。

 私は落ち着いた後、一緒に買い物に行ったり、絵本を読んだり、テレビをみたりしてみたら、驚くほどすんなりと気持ちを切り替えてくれました。

 再度癇癪がぶり返すことも減り、私自身も「原因を探らなければ」と焦る気持ちから解放され、親子で前向きな時間を過ごすことができるようになりました。

 この新しい方法を取り入れることで、癇癪への対処が格段に楽になり、親子関係もスムーズなりました。

 今後も、無理に原因を探るのではなく、子ども自身が気持ちを切り替えられるようサポートしていきたいと思います。

 原因について話すのは、子どもが十分に落ち着いた後でも遅くはありませんし、子どもが自分から話したくなるのを待つのも良い方法です。

 子どもと一緒に、もっと楽に、前向きな子育てを楽しみたいと感じています。

 この方法を、癇癪に悩むすべてのパパ・ママに試していただきたいと思います。

 私自身、このアプローチを取り入れることで、子育てがずっと楽になりました。

 焦らず、お子さんのペースに合わせて少しずつ取り入れてみてください。

 お子さんが好きなことを提案することで、きっと親子の時間がより楽しいものになるはずです。

 もし、さらに具体的なサポートやアドバイスが必要な方は、ぜひ私のカウンセリングをご利用ください。

 「親子のためのペアトレコース」では、お子さんの特性に合わせた最適な方法を一緒に探っていくことができます。

 お気軽にお試しカウンセリングへお申し込みください。

大人も子どももすべての人が自分を好きと思え、笑顔で子育てができるよう応援しています。

<この記事も読んでみて>

【発達障害の疑問】みんなが苦戦⁉ 「癇癪(かんしゃく)」の止め方とは?

error: Content is protected !!