【子育ての悩み】自立と自律の関係とは?就学前~低学年でできること

子育てお悩み
カウンセラーイラスト

 こんにちは ゆる楽メンタルトレーナーのへらいえつこです。

 お子さんが成長する中で、「自分でできるようになってほしい」と思うことってありますよね。

 特に就学前から小学校低学年の時期は、「自分でできる力」を育てたいと感じる場面が増えてくると思います。

 

 でも、その「自立」をサポートするには、まず「自律」という力を育てることが大切なんです。

 今回は、日常生活で「自律」を身につけながら、自然に「自立」へと導くプロセスを一緒に考えていきましょう。

 「自立」と「自律」。似た言葉ですが、意味は少し違います。

 自立は、自分で考え行動する力。たとえば、自分で服を選んだり、宿題をやったりすることですね。

 自律は、そのために自分をコントロールする力。お子さんが自律を身につけることで、少しずつ自立できるようになります。

 自律と自立は一方通行ではなく、相互に影響し合いながら成り立っていきます。

 お子さんが自立に向けた小さな行動を一つ一つ積み重ねることで、自己管理の力、つまり「自律」も育っていきます。

 例えば、暑い寒いを感じて自分で服を脱いだり着たりする行動ができると、その達成感が「自分にもできる」という自信につながります。

 こうした成功体験が自律の心を育て、さらに新しい自立の行動に挑戦する力となります。

 このループを繰り返しながら、やがて本当の自立が身についていくのです。

 では、どうやって自律を育てるか?

 お子さんが日常の中で自律を身につけるための小さなサポート例をいくつかご紹介します。

服の調整:「暑いかな?寒いかな?」と感じたとき、自分で服を脱ぎ着する習慣をつけましょう。

片付け:「片付けると気持ちがスッキリするね」と声をかけ、自分で片付ける力を育てます。

宿題の時間管理:「何時までにやる?」と自分で時間を決めさせ、計画的に行動する力を身につけます。

 これらの習慣が、お子さんに「できた!」という自信を育て、内なる力を引き出すきっかけになります。

 お子さんが「自律」を通して「自立」し、やがて内なる力を発揮する姿を見守ることは、パパママにとってすごく嬉しいことですよね。

 小さなステップを楽しみながら、親子で成長していけるといいですね。

 次回の記事では、小学校中学年以上のお子さんの自立と自律を促すサポートについて考えていきたいと思います。

 お子さんの自立をサポートする中で、自分自身の自立について考えることはありますか?

 「自分はどうだろう?」と思ったときは、一度カウンセリングを試してみるのもいいかもしれません。

 自分の内なる力を引き出すためにも、ぜひお試しカウンセリングにいらしてください。

大人も子どももすべての人が自分を好きと思え、笑顔で子育てができるよう応援しています。

<この記事も読んでみて>

人生も子育ても楽になる「内なる力」とは?

error: Content is protected !!