こんにちは ゆる楽メンタルカウンセラーのへらいえつこです。
今日は「完璧主義が子育てにどう影響するか」と、「その完璧主義をどう手放していけるか」をテーマにお話しします。
子どもを思うからこそ、きちんと育てたい、しっかりした子に育ってほしいと思うのが親心
でも、完璧主義が強すぎると、知らず知らずのうちに自分も子どもも苦しくなってしまうことがありますよね。
完璧主義が子育てに与える影響
完璧主義の方がよく使う言葉に、「ちゃんとしなさい」「絶対にこうであるべき」「~のはず」というものがあります。
これ、つい出てきてしまうこと、ありますよね?
「ちゃんと」「絶対」という言葉が多いと、子どもは「ちゃんとしなきゃ愛されないんだ」「絶対に失敗しちゃいけないんだ」と、知らず知らずプレッシャーを感じてしまいます。
親の心の中にある完璧主義が、子どもにも影響してしまうんですね。
口癖が心に染みつく完璧主義のサイクル
言葉は不思議で、毎日「ちゃんと」「絶対」と繰り返すうちに無意識にもその通りの気持ちを強めてしまうんです。
例えば、「ちゃんとできなかったらどうしよう」と常に思っていると、ちょっとしたミスも「許されない」と感じ、心がどんどん窮屈になってしまいます。
こうした口癖は、親の心のハードルを知らず知らずのうちに上げていき、子育てを「絶対に失敗してはいけないもの」と感じさせてしまう原因になっているんですね。
完璧主義から解放されるための新しい言葉の習慣
ではどうすればよいかというと、まずは新しい口癖を少しずつ増やしていきましょう。
「まあいいか」「どうにかなる」「これで大丈夫」
最初は慣れないかもしれませんが、これらの言葉を繰り返し使うことで、完璧じゃなくてもいいというゆるさが心に染み込んできます。
たとえば、お子さんが何かを失敗したとき、「まあいいか、次はどうするか考えようか」と伝えてみる。
これだけで、親も子どもも心が軽くなり、「完璧を求めすぎなくても大丈夫」という安心感が生まれます。
心が軽やかになることで、少しずつ柔軟に子育てを楽しめるようになっていきますよ。
口癖をカウントして、気づきの力を育てる
「ちゃんと」「絶対」という言葉をつい使ってしまったら、「あ、また言っちゃったな」とカウントしてみてください。
そして、その自分を責めるのではなく、「そう思うのも無理ないよね、ずっとそうしてきたんだもん」と、まずは自分を許してあげましょう。
気づきが増えると、少しずつ新しい言葉を使えるようになります。
子どもとの関係を育む「ゆるさ」を取り戻そう
そして、もし「ちゃんとしなさい」と言ってしまったら、「ごめんね、ママもついそう言っちゃうんだ」とお子さんに伝えてみるのもいいですね。
自分が変わっていく姿勢を見せることで、子どもも「完璧じゃなくていいんだ」と安心できます。
親が少しずつ完璧主義を手放すと、子どももおおらかに成長していくものですよ。
完璧主義は、子育てにおいても親と子を苦しめてしまうことがあります。
大切なのは、「完璧でなくてもいい」と自分に言ってあげることです。
とはいっても、なかなか自分に許しを与えるのって難しいものです。
焦らずゆっくりと、でも確実に完璧主義を手放すにはカウンセリングが有効です。
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大人も子どももすべての人が自分を好きと思え、笑顔で子育てができるよう応援しています。
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