【発達障害の疑問】小3の壁も怖くない!小2の今だからこそ親ができること

おしえてー
カウンセラーイラスト

こんにちは。ゆる楽メンタルカウンセラーのへらいえつこです。

 実は、私の子どもも今年の4月から小学3年生になります。

 親として、どんな壁にぶつかるのか、どうサポートしていけばいいのか、私自身も不安を感じています。

 「小3の壁」と呼ばれるこの時期の変化は、親子にとって試練でもあり、成長のチャンスでもありますよね。

 チャンスをしっかり活かせるよう、今日はこの壁を乗り越えるためのヒントをお伝えします。

 「小3の壁」とは、小学校3年生で学習内容が難しくなり、生活面や人間関係にも新しい課題が出てくることを指します。この時期、子どもたちは次のような壁に直面することが多いです。

 算数では割り算や文章題、国語では長い文章の読解など、内容が抽象的で難しくなります。

 また、コンパスやリコーダーなど、初めて使う道具に苦戦することもあります。

 特に発達特性がある子の場合、細かい動きや道具の扱いに苦手意識を持つことが多いです。

 より自立が求められる場面が増えます。

 教科が増える分宿題や持ち物も増え、今までできていたとしても、忘れ物や準備不足で困ることも。

 時間を守ることや計画を立てることが難しい場合、子どもも親もストレスを感じやすくなります。

 友だちとのやりとりが複雑になり、グループの中での振る舞い方に戸惑うことがあります。

 うまくいかないと「自分は嫌われているのでは」と思い込むこともあります。

 親としてできることはたくさんありますが、全部を完璧にこなす必要はありません。

 無理のない範囲で、次のような工夫をしてみてください。

 コンパスやリコーダーなど、慣れが必要な道具は、学校での使用が始まる前に触れる時間を作りましょう。

 例えば、今からでも1日5分少しずつ練習すると、自信を持ちやすくなります。

 また、握りやすいグリップ付きのコンパスや、指の位置がわかりやすいリコーダーなど、特性に合った道具を探すのもおすすめです。

 宿題や持ち物管理は、今まで自分でできていたとしても、改めて小さなステップに分けて進めましょう。

 例えば、持ち物リストを一緒に作り直したり、毎晩親子で確認する習慣をつけるだけでも違います。

 子どもが失敗したとき、それを「ダメなこと」「怒られること」と感じてしまうと、失敗を恐れて何もしなくなることがあります。

 失敗してしまったときは、少し手伝ったり、成功のヒントを出したりしながらも、最後は子ども自身で「できた!」という経験を積ませることが大切です。

 失敗を活かし小さな成功につなげることで、子どもは自信をつけ、次の挑戦に前向きになれます。

 小3の壁は、親子で成長するための大切なステップです。

 新しい学びや挑戦の中で、子どもが戸惑うこともあれば、親自身が不安を感じることもあるでしょう。

 でも、焦らず、少しずつ進めば大丈夫です。

 親が穏やかでいることが、子どもにとって最大の安心になります。

 どうしても悩みが解決しないときや心が疲れてしまったときは、専門家に相談することをためらわないでください。

 心理カウンセラーは、あなたの気持ちを整理し、子どもと一緒に前向きに進むためのサポートをします。

 何か不安や悩みがあれば、いつでもお試しカウンセリングでお話してみてください。

大人も子どももすべての人が自分を好きと思え、笑顔で子育てができるよう応援しています。

<この記事も読んでみて>

【発達障害の疑問】発達障害児の親御さんが「小1の壁」を乗り越える方法とは?

error: Content is protected !!