
こんにちは ゆる楽メンタルカウンセラーのへらいえつこです。
周りのママ友、SNSの中のキラキラしているママ、仲良さそうな夫婦・親子。
情報があふれかえっている現代、自分と比べたくなるものがそこら中に転がっています。
まわりと比べて落ち込んでしまうあなたへ

「〇〇ちゃんのママはいつも優しいのに」
「SNSで見るママたちは、家もきれいでお弁当も手づくり」
そんなふうに、知らず知らずのうちに他の親と自分を比べて、落ち込んでしまうことはありませんか?
がんばっているのに「私はちゃんとできてない」と感じてしまうと、心がどんどん苦しくなっていきます。
その背景にあるのは、完璧を求める気持ちと、理想の親像への強いこだわりかもしれません。
比較がやめられないのは「理想の親でいたい」気持ちがあるから
アドラー心理学では、人は「他者との関係」の中で自分の価値を見つけようとすると言われています。
だから、まわりの人と自分を比べるのは、ごく自然なことでもあります。
ただし、それが「自分はダメだ」と責める材料になってしまうと、自分の子育てにも自信が持てなくなってしまいます。
特に完璧主義の人は、「こうあるべき」という理想像を自分に課しやすい傾向があります。
そして、その理想像と現実のギャップに苦しむのです。
「理想の親」との比較をやめる3つのヒント
ここでは、「比較」と「理想像」にとらわれすぎないための考え方を3つ紹介します。
ヒント①:「あの人にはあの人の、私には私の子育てがある」
子育てには家庭の数だけやり方があります。
見えているのはその人の一部だけ。背景や努力までは見えていないことがほとんどです。
→ 比べる対象を「他人」ではなく「昨日の自分」にしてみましょう。
ヒント②:「理想の親リスト」を一度書き出してみる

「優しくて、怒らなくて、家も片づいていて…」
もしそんな理想像が頭の中にあるなら、一度書き出してみてください。
書き出すことで「こんなにたくさん背負っていたのか」と気づくことができます。
そして「これは本当に必要?」「今の自分には重すぎない?」と見直すきっかけにもなります。
→ 理想を見直すことで、自分にかけていたプレッシャーをゆるめましょう。
ヒント③:「子どもは、比べられない親を求めている」
子どもにとって大切なのは、他の誰かのような親ではなく、「今ここにいるあなた」です。
失敗したり、落ち込んだりしながらも、自分を大事にしている姿を見せることが、子どもの安心につながります。
→ 「今のままでも、子どもは十分に愛されている」と思ってもいいのです。
比べることから自由になれたら、子育てはもっと楽になる

まわりと比べたり、理想の親を追いかけていると、どうしても自分にダメ出しばかりしてしまいます。
でも、子育ては「正解を出す競争」ではありません。
自分の家庭に合ったやり方が見つかれば、それがいちばんの子育てです。
「理想の親になろう」とがんばるより、
「不完全でも、自分らしく子どもと向き合うこと」が、いちばんのギフトかもしれません。


「比較してしまうクセをやめたい」「理想像に疲れてしまった」という方は、お試しカウンセリングで気持ちを整理してみませんか?
あなたの中にある“ゆるむ力”を、一緒に見つけていきましょう。
大人も子どももすべての人が自分を好きと思え、笑顔で子育てができるよう応援しています。
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