
こんにちは ゆる楽メンタルカウンセラーのへらいえつこです。
毎朝「早くして!」が口ぐせになっていませんか?
子どもを急かすたびにイライラして、最後は自己嫌悪…。

でも、本当に問題なのは子どもでしょうか?
実はそのイライラ、自分の内側にある“ある思い”が関係しているかもしれません。
表面の困りごとの裏にある“本当の焦り”
よくある朝の場面:
- 子どもがなかなか着替えない
- 声をかけても無反応
- のんびりペースにこちらが焦る
このとき、心の中にはこんな思いがありませんか?
- 遅刻したら周囲に迷惑
- 親としてちゃんと見られたい
- ダメな親に見られたくない
つまり、子どもにイライラしているようで、実は自分の不安やプレッシャーが怒りの正体だったりするのです。
「子どもを変えたい」は、課題の分離ができていない状態
アドラー心理学では「課題の分離」が大切だとされています。
朝の支度で考えると──
- 着替えが遅いのは子どもの課題
- それを見てイライラするのは親の課題
これが混ざると、「動かない=困る=私がなんとかしなきゃ」と、子どもをコントロールしたくなります。
でも他人(=子ども)は変えられません。
アドラーは次のような言葉を残しています
過去と他人は変えられない。変えられるのは、未来と自分だけ
「子どもを動かす」のではなく、自分の意識を整えることが、関係をラクにする第一歩です。
朝のイライラを減らす3つのヒント
①「私は何に焦ってる?」と自分に問いかける

たいていの焦りは、「遅れると困る」「親として失格に見られる」という不安から来ています。
それに気づくだけで、気持ちに余裕が生まれます。
②「ちゃんと時間通り=正解」の思い込みをゆるめる
少しくらい遅れても、その日一日が台無しになるわけではありません。
「子どもにも事情がある」と受け止めてみましょう。
③「支度=関係づくり」ととらえる

「さっさと済ませたい」ではなく、「一緒に楽しくやる」に変えてみると、子どもも反応が変わります。
タイマーやシール、支度競争なども有効です。
子どもを変えるより、自分の焦りに気づくことから
朝の支度にイライラするのは、「子どもが動かないから」ではなく、
「思い通りにいかないと困る」という自分の心が疲れているサインかもしれません。
まずは「今の私はどうしたい? 何を恐れてる?」と、自分の内側に目を向けてみてください。



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