【子育ての悩み】自立と自律の関係とは?小学校中学年以上の子どもにできること

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 こんにちは ゆる楽子育てトレーナーのへらいえつこです。

 幼少期から低学年の間は、親が選択肢を与え、サポートする場面が多いですが、小学校中学年からは少しずつ自分で考え、行動できるようになっていく時期です。

 この時期、親としてどのように関われば良いのか悩むことも多いかもしれません。

 今回は、前回の続編として、この成長段階における「自立」と「自律」の関係、そして親の役割について考えてみましょう。

 前回ご説明したように、自立を支えているのが自律の力です。

 大事なことなのでもう一度言いますが、この二つは互いに影響し合うもので、一方通行ではありません。

 少しずつ自立した行動ができるようになることで、自律した心も育ち、またその心の成長が行動に繋がる。このループを繰り返すことで、最終的な自立がしっかりと身につくのです。

 この図は、子どもが自立するために必要な行動や心の成長を段階的に示しています。

 子どもが日々の行動を通して自信をつけ、自律することで、さらなる自立が促進されます。

 小学校中学年以降になると、親の役割も少しずつ変わってきます。

 幼少期には、子どもに選択肢を与えつつサポートしていた親も、この時期からは「見守り、必要なときに支えとなる存在」へとシフトしていくことが重要です。

 親がすべての決定を下すのではなく、子ども自身が選び、判断し、失敗する経験を通じて学んでいくプロセスを大切にしましょう。

 もちろん、時には助言や支援が必要です。

 しかし、その際も子どもが自ら考え、行動できるように促すことが親の重要な役割です。

 「少しでも友達と仲良くなるために、あなたができそうなことって何かある?」

 というふうに、お子さんの考えを引き出すような声掛けをしてみましょう。

 自立が促進されることで、子どもの潜在的な能力が引き出されます。

 自分で考え、自分で決定し、行動する力が身につくことで、子どもは自分の内なる力を最大限に活かせるようになっていきます。

 このプロセスこそが、子どもにとって大きな成長の源となるのです。

 もし、自分自身の育児スタイルや支援のあり方に悩んだり、「自分がまだ自立できていないかも」と感じることがあれば、ぜひお気軽にお試しカウンセリングにお越しください。

 子どもの成長をサポートするために、まずは親自身が自立し、しっかりと心の準備を整えることも大切です。

 と言っても、肩肘張って気合を入れて頑張る必要はありません。

 ゆる~く楽~に、お子さんもあなたも毎日を楽しみながら少しずつ成長すればいいのです。

大人も子どももすべての人が自分を好きと思え、笑顔で子育てができるよう応援しています。

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