こんにちは ゆる楽メンタルカウンセラーのへらいえつこです。
「内なる力」を引き出すためには、「自己肯定感」を高めることが必要不可欠
ですが、自己肯定感という言葉は時に誤解されやすく、「自己肯定感が高い人」に対して苦手意識を持つ人も多いのが現実です。
今回は、そんな自己肯定感についてよくある3つの誤解を取り上げ、誤解の原因を探っていってみたいと思います。
誤解1:「できていないのに自信があるのが不思議」
自己肯定感が高い人を見て、「なんであんなに堂々としていられるの?」と感じることはありませんか?
実は、自己肯定感の高い人は、「今できているかどうか」だけを見ているわけではありません。
見ているのは「未来の自分の可能性」です。
例えば、何かに失敗した時、自己肯定感が高い人は「今はうまくいかなかったけれど、次はきっとできる」と考えます。失敗を次に生かそうとするのです。
一方、「今」だけに目を向けてしまうと、「なんでできていないのに自信があるの?」と感じてしまいがちです。
視点の違いが、このイラッとする感覚の原因になっているのかもしれませんね。
誤解2:「いつもポジティブで元気で疲れる」
「自己肯定感が高い人って、いつもポジティブで元気いっぱいで、なんだか近寄りにくい」と思ったことはありませんか?
でも、実は自己肯定感が高い人もネガティブになることがあります。人間は感情が揺れ動く生き物ですから、落ち込む日も当然あります。
でも、そんなときでも「ネガティブになっている自分」を受け止められるのです。
だからこそ、無駄に自分を責めたり、長い間落ち込み続けたりすることが少ないだけなんです。
逆に、「ポジティブでいなきゃ」と無理をしている人ほど、ネガティブな自分を受け入れられず、苦しむことが多いかもしれませんね。
誤解3:「わがままで自己中心的に見える」
「自己肯定感が高い人って、なんだか自己中でわがままに見える」と思うことはありませんか?
でも、実際の自己肯定感は、ただのわがままとはまったく違います。
わがままな人は、自分のことしか見えておらず、他人の気持ちや状況を考えられないことが多いです。
一方、自己肯定感が高い人は、自分を大事にしながら、他人を尊重したり、助けたりすることにも喜びを感じられます。
視野が広いからこそ、自分だけでなく全体を見て行動できるのです。
「本当に自己肯定感が高い人」は、むしろ周囲に良い影響を与えられる人と言えるでしょう。
自己肯定感を正しく理解しよう
自己肯定感が高い人を「苦手だな」と感じたときは、ぜひ一度その背景に目を向けてみてください。
「未来を見る視点」「自分を受け止める余裕」「全体を見渡す視野」――そんな部分が見えてくるかもしれません。
そして、誤解が解けることで、自己肯定感についての見方が少し変わるかもしれません。
自己肯定感は決して特別な人だけのものではなく、私たち一人ひとりが持てる感覚です。
少しずつ理解を深めていきましょう。
自己肯定感に対して誤解をしていたあなた。いいんですよ。誤解は誰でもすることです。
誤解に気づいたなら、正しい知識を得、自分自身の自己肯定感を見直すことがとても大切です。
あなたが本来持っている内なる力、一緒に見つけてみませんか?
お試しカウンセリングで、自己肯定感を少しずつ育てていく第一歩を踏み出しましょう。
大人も子どももすべての人が自分を好きと思え、笑顔で子育てができるよう応援しています。
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