こんにちは。
ゆる楽メンタルカウンセラーのへらいえつこです。
「子どもに『こうしたらいいんじゃない?』とアドバイスしたら、突然怒り出してしまった……」こんな経験はありませんか?
親としては子どものためを思っての一言なのに、逆に反発を招いてしまうと、どう接すればいいのか悩んでしまいますよね。
今回は、アドバイスをする前に考えることや、子どもとの信頼関係を良好に保つためのポイントについてお話しします。
親子の会話が少しでもスムーズになるヒントになればうれしいです。
アドバイスする前に考える3つこと
子どもに何か言いたくなったとき、まずは立ち止まって考えてみましょう。
1. 子どもは本当にアドバイスを求めているの?
子どもが親に話しかけてくるとき、その多くは「解決策を教えてほしい」というより、「ただ聞いてほしい」ことが目的の場合があります。
例えば、「学校でこんなことがあった」と話してきたとき、親が「それならこうすればいい」と言うと、子どもは否定されたと感じ「もういいっ!」と話を中断してしまったり、怒ってしまう場合もあります。
2. 誰の問題なのかを考える
「それを解決しないと困るのは、誰?」という視点も大切です。
子どもが困っているのか、それとも親が不安を感じているだけなのか。
例えば、子どもが「明日算数のテストがあるけど、解けるかどうか自信ないなあ」と言ってきたときに「自信ないなら、しゃべってないで勉強しなさい!」など言ってしまうことないですか?
子どものテストの点が悪いと、何かあなたの人生に不都合が生じるでしょうか?
子どもが勉強できない=親としての評価が下がると思っていませんか?
3. 親ができることを整理する
子どもが自分で考えたり、行動したりできるように、親は「見守る」ことも大切です。
すぐにアドバイスをするのではなく、「そうか、不安なんだね」と受け止め、「じゃあ今からどうするの?」と子ども自身から答えが出るようにしてあげましょう。
「今回のテストはもう諦める!」と開き直られるかもしれません。
その時は「じゃあ、次回は自信もってテストに臨めるように何ができるかな?」と少しでも前に進めるような声掛けをしてみましょう。
子ども自身の答えを引き出すサポートをしましょう
子どもが何か言ってくるときは、アドバイスではなくサポートに徹しましょう。
子ども自身が自分はどうするのかを決定するためには、親目線のアドバイスは不要です。
なかなか子ども自身で決められないときは、選択肢を示してあげてください。
最後は自分で決めた、この経験が子どもの自立へつながります。
それでも「どうしても解決が難しい」と感じる場合は、カウンセリングを活用するのも良い方法です。
初回無料のお試しカウンセリングを実施していますので、悩みを抱え込まずに、ぜひ一度ご相談ください。
大人も子どももすべての人が自分を好きと思え、笑顔で子育てができるよう応援しています。
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